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「犯罪を解決できる刑事」「笑顔を増やせるような警察官」 36人が新たな門出 三重県警察学校で卒業式

 津市にある三重県警察学校で1月31日、卒業式が行われ、36人が新たな門出を迎えました。

 卒業を迎えたのは去年4月に採用され三重県警察学校に入学した36人で、これまで10カ月間にわたって法律や逮捕術など、警察官として必要な基礎を学んできました。

 式ではひとりひとりの名前が呼ばれ、卒業生の代表が卒業証書を受け取った後、それぞれに辞令が交付されました。

 三重県警察本部の難波正樹本部長は、三重県の治安維持を共に担えることを心強く感じると話し、「警察学校での経験や学びを思い出し、自信を持って職務にあたってほしい」と激励しました。

 卒業生を代表し、助川肇巡査は「安全で安心な三重県を実現するために何事にも全力を尽くして取り組んでいくことをここに誓います」と決意を語りました。

 また、川治温大さんは「匿名・流動型犯罪グループなどによる犯罪を解決できる刑事になりたい」と抱負を語り、稲吉叶怜菜さんは「1人でも多くの人の笑顔を増やせるような警察官になりたい。これからもひたむきに努力していきたい」と話していました。

 卒業生は31日付けで県内10カ所の警察署に配属され、交番勤務にあたります。

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