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「思ったより動かしやすい」高校生が水中ドローンの操作体験

 水中の様々な場面で潜水活動が期待される、小型の無人潜水機=水中ドローンの操作体験が、29日に三重県志摩市の県立水産高校で行われました。

 水産高校が1年生63人を対象に開いた進路ガイダンスの一環で、漁業やサービス業、自動車整備など10の業種に携わる人が講師に招かれました。

 そのうち、水中ドローンの操作体験は初めて採用されたもので、8人の生徒が参加して「愛知水中ドローン事業協同組合」の理事長らから操作の方法を教わりました。

 生徒たちは、水深が4メートルあるプール内に錘をつけて浮かせた目標物をアームでつかんでプールサイドまで運ぶ操作にも挑戦し、講師が驚くほどリモコンを上手に操作していました。

 水中ドローンは人命救助だけでなく、港湾施設の点検や漁業関係の調査など、今後は様々な場面で活躍が期待される分野ということです。

 操作体験をした生徒は「ドローンを使ったことはなかったけど、思ったより動かしやすくて楽しかった」「将来、水族館の飼育員になりたいので、水中ドローンを使ってどのように魚がすごしているのか観察できたら」と話していました。

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