「将来は救急救命士」「育ててくれた親に感謝」 二十歳のつどいであふれる思い
きょう13日は「成人の日」です。三重県津市では12日に二十歳の門出を祝う式典が開かれました。
民法の改正で成人年齢が18歳に引き下げられましたが、今年、式典を実施する県内全ての市町が二十歳を対象に開いています。
このうち、津市では今年度2751人が二十歳を迎え、日硝ハイウエーアリーナで開かれた二十歳のつどいには、華やかな晴れ着やスーツに身を包んだ2100人余りが参加しました。
式典では津市の前葉市長が「これからは皆さんの時代。社会をしっかりとつくり未来を展開していって」とお祝いの言葉を贈りました。
二十歳を代表して、つどいの実行委員長を務める加藤知暉さんが「失敗は恥ずかしいことではない。挑戦することはとても勇気がいることで、かけた時間や努力は無駄ではない」と挑戦することの大切さを呼びかけました。
二十歳のつどいを迎えた人たちは「将来は救急救命士になりたい。老若男女問わず全員を助けられるようになりたい」「将来は看護師になりたい。患者さんの家族も支えられるように頑張る」「でっかい男になりたい。これからの人生が楽しみ」「感謝したいのは親。これまで育ててくれた。迷惑をかけたので、これから給料が入ったらいろいろな所に連れて行きたい」など、将来の夢や親への感謝の言葉が聞かれました。