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「先輩、金メダル見せて」 体操・杉野正尭選手の母校で後輩が横断幕制作

 パリオリンピック参加選手の先輩を応援しようと、三重県津市の中学校では後輩たちが作品作りに励んでいます。

 夏休みで静かなはずの学校から聞こえてくるにぎやかな声。熱心に制作しているのは、津市立東観中学校の美術部の生徒たちです。

 東観中学校は体操男子代表の1人、杉野正尭選手の母校で、中学校近くのホールでパブリックビューイングが開かれるのにあわせて、会場を盛り上げてもらいたいと地域の実行委員会が制作を依頼しました。

 美術部員と特別支援クラスの生徒ら約30人は、縦3.8メートル、横5.6メートルの横断幕やポスターなどを完成させました。

 応援メッセージとともに杉野選手の似顔絵なども、思い思いに描いていました。

 また、金メダルを願って金色に彩られた大きなくす玉も制作しています。

 栗田愛真音部長は「杉野先輩には世界一を目指してほしい。金メダルを見たい」と期待を寄せていました。

 これらの作品は、30日午前0時から津市のサンヒルズ安濃で行われるパブリックビューイングで披露されるということです。

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