「健康に過ごせそう」 歴史ある厄除大祭 三重県からも多くの参拝客 19日まで 滋賀・田村神社
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三重県からも多くの参拝客が訪れる、滋賀県甲賀市の田村神社で、17日から、1200年の歴史がある厄除大祭が始まりました。
平安時代の初期に、鈴鹿峠の鬼神を征夷大将軍の坂上田村麻呂が退治したという伝説から、17日から3日間、厄除大祭が行われています。
初日の17日は、厄年の男女や、家族連れなどが約11メートルの2本の矢をくぐった先の本殿に参拝したほか、年齢の数だけ豆を流すことによって厄を払う「福豆落し」などの神事で厄災を払っていました。
参道には約120軒の屋台も並んでいて、参拝を終えた人たちが立ち寄っていました。
参拝した人は「いつも通りの恒例と、知人が厄年なので参拝に来た。厄落としをしたので良い一年になると思う」「参拝に来たので健康に過ごせそう」などと話していました。
田村神社の田村英治宮司は「田村の厄除のご神徳をいただき、今年の厄災を払い皆さんが健やかに暮らせることを祈念する」と話しています。
厄除大祭は19日まで滋賀県の田村神社で行われています。