「何としても初優勝を」 勝負の鍵は前半 第18回美し国三重市町対抗駅伝・いなべ市チーム
三重県では16日に「第18回美し国三重市町対抗駅伝」が開催されます。三重テレビでは各市町の出場チームをシリーズで紹介します。
三重県最北端のいなべ市。自然豊かな環境は、東洋経済新報社の「住みよさランキング2024」で三重県1位に選ばれました。
過去には総合2位の成績を収めたことがあるいなべ市チーム。今年は例年に比べて、バランスのとれた編成ができ、上位を狙える戦力になりました。
松浦寿幸監督は「全国大会などで活躍する選手を揃えられた。何としても初優勝をしてみんなに喜んでほしい」と意気込みます。
勝負の鍵は前半。1区の小学生女子、2区の小学生男子、3区中学生男子の区間で、「先頭から1分以内の位置につけたい」と監督は話します。
1区の小林美琴選手(三里小)が「チームに勢いをつけられる走りをしたい」と笑顔を見せると、尾﨑莉子選手(石榑小)は「チームの足を引っ張らないように一生懸命走っていきたい」と気を引き締めます。
また2区を走る奥岡紘基選手(員弁西小)は「なるべく先頭で走れるよう頑張りたい」と決意を見せ、多湖輝選手(員弁東小)は「3区に前の順位でタスキを渡せられるよう頑張りたい」と話します。
3区の前川晴選手(北勢中)は「自分の走りができるよう頑張る」と話し、百地悠真選手(北勢中)は「区間上位目指して頑張る」と意気込みます。
そして4区には、去年のクイーンズ駅伝に出場した松平風花選手(デンソー)がエントリー。トップとの差を縮めることが期待されます。「いなべ市に貢献できるよう力を出し切るレースがしたい」と闘志を燃やします。
さらに終盤、7区には宮川紗耶選手(デンソー)、9区に堀綾花選手(デンソー)と実力者が控えるいなべ市チーム。
大会の歴史に新たな1ページを刻みにいきます。