「ペタライト輸出を継続的に」 唯一の輸入先ジンバブエ共和国 三重県知事が駐日大使と会談
三重県四日市市の特産品「萬古焼」の製造に欠かせない鉱石が不足していることを受け、一見知事は10日、唯一の輸入先であるアフリカのジンバブエ共和国の駐日大使と会談しました。
萬古焼の原料である「ペタライト」を巡っては、中国の企業がジンバブエの鉱山を買収した影響などで調達が困難となっています。
ジンバブエ駐日大使は9日から11日までの3日間、県内を視察していて、10日は一見知事と面会しました。
スチュアート・ニャキョチョ駐日大使は「三重県も、ジンバブエのペタライトが輸出される現場に足を運んで交流してほしい」と要望しました。
一見知事は「ペタライトは萬古焼の重要な原料。ジンバブエは四日市にとっても大切な国。ぜひペタライトの輸出を継続的にお願いしたい。ジンバブエの鉱山を見ることを提案したい」と話していました。