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「バランスのとり方が難しかった」新人警察官が電動キックボードを体験

 道路交通法の改正によって、より手軽に利用できるようになった電動キックボードなどについて、正しく理解してもらおうと、今年春に採用された新人警察官を対象にした体験研修会が開かれました。

 最高速度を20キロ以下にするなど、一定の要件を満たした電動キックボードは、去年7月の道路交通法の改正によって特定小型原動機付自転車に位置づけられ、16歳以上であれば運転免許証がなくても利用が可能となりました。

 研修会には、来月から現場の第一線で交通取り締まりや指導などにあたる三重県警察学校初任科生の26人が参加しました。

 参加した新人警察官らは、電動キックボードの仕組みや保安基準などを学んだあと、実際に電動キックボードに乗車し、その特性や正しい交通ルールに則った走行を体感していました。

 参加した新人警察官は「電動キックボードは初めてで、バランスのとり方がすごく難しかった」などと話していました。

 三重県警察本部によりますと、道交法改正後、三重県内で電動キックボードなどの特定小型原動機付自転車による事故は発生していないということですが、通行区分違反による検挙が1件あったということです。

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