「むしくったるで~!」限界超える走りで町の部入賞目指す 第18回美し国三重市町対抗駅伝・紀北町チーム
三重県では16日に「第18回美し国三重市町対抗駅伝」が開催されます。三重テレビでは各市町の出場チームをシリーズで紹介します。
濃厚な味が特徴の渡利かきなど、新鮮な海産物に恵まれた紀北町。今年のチームの特徴について、濵田元生コーチは「去年に引き続き走る選手もいる。その選手を中心にまとまりのあるチーム」と話します。
6区の東翔万選手は現在、三重高校陸上部の3年生。大きなストライドをいかしたダイナミックな走りで白熱のレースを展開します。「今年は笑顔でタスキをつなぎ、町の部入賞を目指して頑張る。他の選手が前にいたら食らいついていくようなレース展開をしたい」と静かに闘志を見せます。
また、地元の陸上大会で優勝した経験を持つ1区の髙田菜月選手(相賀小)や、躍動感ある走りが特徴の2区の山代屋曖汰選手(相賀小)など、実力ある小学生ランナーも勢揃い。
「むしくったるで~!」(限界以上に早く走ること)との合言葉を胸に、チーム一丸となって最後まで笑顔でタスキをつなぎ町の部入賞を目指します。
1区の髙田選手が「前で走る早い選手についていけるよう頑張りたい」と意気込むと、2区の山代屋選手は「目標は2・3人抜きをすること」と宣言しました。
また、5区を走る橋本伸哉選手(海山林友)は「一生懸命走るだけ」と決意を述べ、8区の疇地萌衣選手(潮南中)は「去年よりも高い順位でタスキをつなげられるよう頑張りたい」と意気込みます。
濵田コーチは「紀北町に元気が届けられるような走りで町の部入賞目指してがんばりたい」と決意を新たにしていました。