「ほっこりした気持ちに」 老人ホームでつるし飾り
季節の行事などをイメージして作られた、つるし飾りなどの作品が、三重県津市にある老人ホームで展示されていて、訪れた人たちを楽しませています。
津市にある介護付き有料老人ホーム「昭和ろまん」の利用者を出迎えるように飾られた、色とりどりのつるし飾り。
津市に本社を置く設備工事業「アルファ」の従業員が、去年1年間かけて手作りした作品が期間限定で並んでいて、100点以上あるつるし飾りやオブジェからは季節の移り変わりを感じ取ることが出来ます。
10月の作品は「月見」をテーマに、うさぎが一生懸命ついた餅を3匹のたぬきが嬉しそうにほおばっている姿が、1月の作品では、今年の干支へびが新年の始まりを祝う様子などが表現されています。
昭和ろまんの久野尚子さんは「作り手さまの想いが詰まった作品たちが施設内を優しく彩っています。ご面会の際にはぜひお立ち寄りいただき、ほっこりと温かい気持ちになる“つるし飾り”の世界をお楽しみください」と話していました。
四季折々の日本の伝統文化を題材にしたつるし飾りは、4月30日まで展示されていて、期間中は一般の見学も出来るということです。