「おいしいお米になって」 小学生が田植え体験 農業の大切さ学ぶ
米作りなどの農業体験を通して、食の大切さや農業への理解を深めてもらおうと19日、志摩市で小学生を対象にした田植え体験が行われました。
小学生の親子を対象に、JA伊勢が開催している「あぐりスクール」の一環として行われたもので、伊勢志摩地域の小学生とその保護者、あわせて約50人が参加しました。
参加した子どもたちは、一列になって約390平方メートルの田んぼに入ると、コシヒカリの苗を3本から5本ほど取り、ロープの目印にあわせて丁寧に植えていきました。
田んぼのぬかるみに足をとられて尻もちをつく姿も見られ、晴天の水田は子どもたちの歓声が響いていました。
子どもたちは「楽しい」「おいしいお米になってほしい」と話していました。
今回植えた苗は、地元の生産者らが管理することになっていて、8月には子どもたちが稲刈りを行ない、収穫した新米はそれぞれの家庭で楽しむことになっています。