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高校生が高齢者をリヤカーに乗せて避難訓練 学校から海抜30mの高台へ

 南海トラフ地震の発生に備え、三重県四日市市で9日、高校生と高齢者が避難訓練を行いました。

 北星高校の生徒と地域の住民あわせて約200人が参加し、授業中に南海トラフ巨大地震が発生し、三重県に大津波警報が発表されたとの想定で訓練は行われました。

 生徒たちは、自力での避難が難しい高齢者をリヤカーに乗せ、協力しながら学校から約1.3キロ離れた海抜30メートルに位置する高台まで避難しました。

 訓練を終えた生徒は「思ったより重かった。率先して自分から避難をしていきたい」「コミュニケーションが一番最初に必要だと感じた」などと話していました。

 また、日頃から避難する高台の位置を意識してもらおうと、生徒からは逃げる方向を示すシール「命の矢印」が住民に贈られました。

 参加した住民の代表は「高齢者も頑張るが、あと一歩力が及ばないときには背中を押してほしい」と期待を寄せました。

 地元自治会の岡山厚志会長は「若い高校生の皆さんに助けてもらい、高台まで避難できるのは非常に心強い。もしもの時に備えていきたい」と話していました。

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