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日本の給食をモデルに ガイドライン進めるマレーシア 政府関係者が三重の食品製造会社を視察

 給食のガイドラン作成を進めているマレーシアの研修員が26日、学校給食を提供する三重県桑名市の企業を視察に訪れました。

 マレーシアは現在、幼稚園や保育園を対象にした給食ガイドラインを作成していることから、日本のノウハウを参考にしてもらおうと国際協力機構=JICAの中部センターが招いたものです。

 マレーシアの保健省や教育省などの職員10人が、桑名市に本社を置くオーケーズデリカを視察しました。

 オーケーズデリカは、県内北部を中心に5市町の小中学校で給食を提供しています。

 一行は安全で栄養バランスのとれた給食について説明を受けたり、外部搬入するための衛生環境などを学んでいました。

 マレーシアの研修員が「日本はハイテクを使って衛生面が安全。健康にも良い給食が提供されていることがわかった」と話すと、オーケーズデリカの杉本香織社長は「日本の給食は栄養バランスも考えられている。それ自体が教材となるようなすばらしいものなので、モデルにしてもらえたら嬉しい」と話していました。

 マレーシアの給食ガイドラインは、2026年度をメドにつくられる予定です。

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