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岸田首相が三重のリニア駅候補地を視察 全線開業へ向け国の支援強化へ

 岸田総理大臣は7月31日、JR東海によるボーリング調査が行われているリニア中央新幹線の三重県内駅の候補地を視察し、1日も早い全線開業に向けて三重・奈良・大阪による実務者会議に、8月から国土交通省とJR東海を正式メンバーとして参画させる方針を示しました。

 JR東海は、去年12月から三重県と奈良県でリニア中央新幹線の駅候補地の地質を調べるボーリング調査を行っていて、三重県内では県がJR東海に提示した亀山市内の候補地3カ所で現在調査が進められています。

 31日、このうちの一つJR紀勢本線下庄駅周辺のボーリング調査の現場を岸田総理大臣が視察し、三重県の一見知事らから説明を受けました。

 岸田総理は2037年の全線開業に向け、名古屋・大阪間の整備を進めていくために国の支援を強めていく考えを示しました。

 また、岸田総理は多気町にある複合リゾート施設のVISON(ヴィソン)も訪れ、多気町や明和町など周辺5町で進められているデジタル技術を活用した地方創生の取り組みなども視察しました。

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