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小学生お天気キャスター 将来の夢はアナウンサー 「コンクールがある日は必ず晴れる晴れ女」

 夏休み中の子どもたちに気象予報士の仕事を体験してもらおうと、三重テレビ放送では7月31日から夕方の情報生番組に小学生がお天気キャスターとして登場しています。

 「小学生お天気キャスター たもりさんといっしょ」2日目は、三重大学教育学部附属小学校6年の吉田愛理さんが生出演しました。

 スタジオには、今年4月から練習をしているロングスケートボードでさっそうと登場しました。

 番組MCを務める奥村莉子アナウンサーが、ロングスケートボードの楽しさについて質問すると、愛理さんは「ステップや板の上でダンスなど色々な技ができるようになっていくところが楽しい。雨だと地面が滑って危ないので天気ばかり気にしてしまう」と笑顔を見せていました。

また、ダンスも得意な愛理さんは、津まつりでチアダンスを披露した写真を見せながら「雨が降っていて、みんなに滑らないようにと声をかけたが自分が滑ってしまった。観客にはダンスのフリだと思われていてよかった」とおちゃめな一面を見せました。

 運動が好きな愛理さんですが、ピアノも弾けると発表会の写真を紹介しました。「幼稚園の頃から習っていて、音楽会や卒業式など毎年伴奏者に選ばれている。コンクールや発表会がある日は必ず晴れる。晴れ女なのではないか」と話していました。

 さらに、梅雨明け前にあじさいまつりへ行った時の写真も紹介し「雨上がりにいったため、あじさいが雨のしずくできらきら光っていた」と素敵な表現をしていました。

 お天気コーナーをまとめる気象予報士の多森成子さんが夏休みの予定を聞くと「ハウステンボスへ行く」と答えていました。

 天気予報を伝える前には、アナウンサーが夢だという愛理さんに、去年お天気キャスターを務めた方から応援メッセージが届き、「出演した思い出がよみがえり、親子でお天気キャスターの話に花が咲いている。夏の思い出に頑張ってください」と応援してくれました。

多森さんに「それでは天気予報を伝えてください」と振られると、愛理さんは「三重県は太平洋高気圧に覆われるでしょう。このため晴れて猛暑になりそうです。昼の最高気温は35度から38度になるため、熱中症に気を付けましょう」と原稿を読み上げました。
 
 気象情報を伝え終わると、多森さんは「原稿をみるとアナウンサーのように、ゆっくりなどの注意事項が書いてありびっくりした。アナウンサーになる夢を叶えてほしい」と話しました。

 三重テレビの「小学生お天気キャスター たもりさんといっしょ」は、8月9日まで続きます。

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