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より多くのインバウンド獲得へ 三重県志摩市で観光のシンポジウム

毎年、多くの観光客が訪れる三重県の伊勢志摩地域を、より付加価値の高い観光地にして富裕層旅行客の誘致につなげていこうというシンポジウムが4日、志摩市の阿児アリーナで開かれました。

去年、伊勢志摩地域が観光庁から外国人富裕層を地方に呼び込むための「モデル観光地」に選ばれた事を受け、伊勢志摩地域のプロモーションを行う伊勢志摩観光コンベンション機構が初めて開いたもので、県内外の観光事業者など約180人が参加しました。

シンポジウムでは、観光庁の職員やインバウンド客向けの旅行会社の代表らが登壇し、富裕層旅行客の誘致などをテーマにパネルディスカッションが行われました。

この中で、伊勢志摩地域を富裕層旅行客にとって魅力ある観光地にするために、外国語を話せるガイドの育成が必要だといった意見が出されていました。

伊勢志摩観光コンベンション機構の担当者は「伊勢志摩に来るインバウンド客はまだまだ少ない。伊勢志摩地域をより多くのインバウンド客が訪れ、経済効果を生む地域にしていきたい」と話していました。

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