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最近感動したこと『第103回全国高校サッカー選手権大会』【中久木アナ】

中久木大力です。今年も宜しくお願いします。
年末年始は、今年度も全国高校サッカー選手権大会の中継に携わりました。
三重県代表の津工業高校サッカー部のベンチリポートをはじめ、
今大会はリポーターとして3回戦まで中継に関わることができ幸せでした。

津工業高校は、初戦の2回戦で残念ながら堀越高校の前に敗れましたが、2年生主体のチームは、選手、ベンチ、応援席、その全てで学年を超えた一体感を全国の舞台でも見せつけてくれ、胸をうたれました。
新チームは全国を経験したメンバーが数多く残っています。全国大会での悔しさを胸に、さらに強くなっていく津工業高校に注目です。


振り返れば、3年前の第100回大会は現在の国立競技場を使った初めての大会となりました。私は大変光栄なことに、決勝の優勝インタビューを担当。緊張で言葉通り頭が真っ白になったのを鮮明に覚えています。コロナ渦の大会で、入場数には制限がかけられたにも関わらず、4万2千人を超える観客が集まった国立の姿は圧巻でした。
あれから3年が経過して迎えた今大会。群馬の前橋育英と千葉の流通経済大柏の決勝。
1対1の同点で、延長・PK戦に及ぶ激闘を制し、優勝したのは前橋育英。
歴史に残る一戦でした。
そして、国立競技場に集まった観客の数はなんと5万8347人。
過去最多、超満員の国立競技場でした。テレビから見ても分かる圧倒的な光景でした。
「選手権は特別」多くの指導者がそう話します。
クラブチームの存在や部活動を維持する難しさ、高校サッカーを取り巻く環境が複雑になる中で、第103回大会は、高校サッカーの素晴らしさ、選手権の持つ力を改めて示してくれた気がします。
今後も150回、200回とこの大会が続き、選手権の存在が、日本サッカーの発展に繋がっていくことを心から願っています。

今38歳、、、200回は無理でも、150回大会は見たいなあ。。。

リレーブログ、次の担当は奥村奈央アナウンサーです。お楽しみに。

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